慟哭の前田日明|
「これは大事な話なので短いけど話してみたよ」
殺しの軍団と言われた柳川組はなぜ同胞を襲ったのか? その本心を理解している日本人は少ない。在日とは何かを理解するためのヒントを前田日明が語る。
前田日明
2024.06.16
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前田 中村くんは在日問題に興味があるみたいだから一つアドバイスをすると、柳川組が何をやったのか?を調べるといいよ。
——あの殺しの軍団と言われた柳川組ですか?
前田 そう。なぜ柳川組ができたのか? それは終戦直後に在日台湾人、在日朝鮮人が大暴れして警察署を襲ったりしたことがあったんだよ。あっちこっちでレイプしたり、わけのわからんことをたくさんして、無茶苦茶なことをしたヤツらが終戦直後にたくさん出てきたんだよね。なぜ、そういう調子に乗ってきたヤツが出てきたかというと「戦争までに行ったのに国に帰れとは何事だ」と。「息子が死んだ、親父が死んだ、兄弟が死んだって言ってるのに、いきなり国籍を取り上げてどういうことやねん」と。「彼らはどういう思いでこの国に命を投げ出したのかわからないのか」という怒りと慟哭。そういうのがあってがっくりしたんだよね。と同時にその反動でヤンチャなヤツが大暴れしたんだよ。